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太陽光発電における電圧抑制とは?発生する原因と対処法を知ろう!

公開日:2021/12/15  

太陽光発電は節電を行い、余った電気を売る「売電」という仕組みで、利益を得られるメリットがあります。しかし、電圧抑制が起こると太陽光発電の発電量が下がってしまい売電量が減ってしまいます。ここでは、効率よく発電を行って売電量を得るために、電圧抑制が起こる原因と起こった場合の対処方法について解説します。

太陽光発電における電圧抑制とは?

太陽光発電における「電圧抑制」とは、必要以上に電気が作られた場合にパワーコンディショナーによって電圧が抑制される現象です。

パワーコンディショナーには、太陽光発電で得た直流の電気を交流に変換するインバーター機能と、作った電気の電圧を一定に保つためのコンバータ機能の2つあります。電圧抑制が起こるのはコンバータ機能が原因で、電気事業法により定められた107V以下に電圧を抑える機能です。

太陽光発電の電圧抑制はどのような時に発生する?

電圧抑制が起こる原因を理解するために、買電と売電について理解しておきましょう。電圧は高い所から低い所に流れます。買電は電柱側の電圧が住宅内より高い状態で、電柱側から住宅内に電気が流れる状態です。

一方、売電は住宅内の電圧が電柱側より高い状態で、住宅内から電柱側に電気が流れる状態です。そのため、売電を効率よく行うためには、常に住宅内の電圧を電柱側よりも高くしておくのが望ましいです。

しかし、太陽光発電と電柱側の間の電圧は電気事業法により95Vから107Vの範囲内で抑える事が決められています。そのため、常に住宅内の電圧を電線よりも高くしていたとしても、太陽光発電で必要以上に発電されると、コンバータの機能により電圧を決まった範囲内に抑えられ、電圧抑制が発生します。

それでは、具体的にどのような場合に電圧抑制が起こるか見ていきましょう。

周辺に大きな電圧を使う施設がある場合

周辺に大きな工場や商業施設など、大きな電圧を必要とする建物があると、その地域に供給される電圧が高めに設定されている場合があります

大きな工場や商業施設が稼働している時は電柱側の電圧が下がるため、売電をしやすい環境になります。しかし、土日や祝日など工場や商業施設が休みになると、もともと電柱側で設定された電圧が高いため、住宅内の電圧が電柱側より低い状態になるため売電ができなくなります

自宅の電圧が下がる環境にある場合

太陽光発電の電線を電柱から引き込む場合、電線の距離が長くなったり引き込み線が細くなったりすると電線内の抵抗が高くなり、電柱側の電圧が高くなります。そうなると、電柱側の電圧が住宅内より高くになりやすく、買電の状態になり、売電ができにくくなります。

また、電柱側とパワーコンディショナーの距離が長くなった場合も同様で電圧が高くなります。この場合でも、パワーコンディショナーは電気事業法で定められた107V以内に電圧抑制を行うため、電柱側の電圧が住宅内より高くなり売電しにくくなります。

太陽光発電の電圧抑制が発生した場合の対処法を解説!

パワーコンディショナーのコンバータ機能により電圧を95Vから107Vの範囲で抑えるのは正常な動作ですが、電圧抑制が頻繁に起こってしまう場合は何かの対策を行う必要があります。ここでは有効な対策について紹介します。

電柱側の電圧が高い場合は電力会社に相談する

何かの形で電柱側の電圧が高いことが確認できた場合は、電力会社に相談すると改善してもらえる可能性があります

電柱に取り付けられた変圧器の最大値を調整してもらえるかもしれません。ただし、実際にどこまで対応してもらえるかは電力会社次第です。

自宅の引き込み線の距離を短くする

家庭と電柱の間の電線を短くするために、自宅に引き込み線専用のトランスを設置してもらうという方法があります。

しかし、この場合は新規に電線の配線やトランスの新規設置などで費用が自己負担となる可能性があります。また、周辺の地理的な条件で対応が難しくなることもあります。

自宅の引き込み線を太くする

引き込み線が細いと抵抗が上がり電圧が高くなります。従って、引き込み線を太くして電気抵抗を低くすることで電柱側の電圧を下げる事が期待できます。またこの場合も費用は自己負担になる可能性があります。

パワーコンディショナーの電圧設定値を確認する

電圧は95Vから107Vの範囲に抑えるのは法律上決まっていますが、もしかしたら電圧抑制が頻繁に起こる原因はパワーコンディショナーそのものに原因があるという事も考えられます。

たとえば、最大の電圧設定値が間違って低くなっていたり、変換効率が下がっていたり、場合によっては何かの不具合で電圧抑制が107Vよりも低いところで起こっているかもしれません。まずは、パワーコンディショナーが正常に動作しているか確認してみましょう。

そして、わからない場合はパワーコンディショナーについて販売会社に問い合わせをしてみるのもいいでしょう。また、電圧の最大値は法律上107V以上にはできないの最大値を変更するのは止めてください。

 

電圧抑制が発生しているかは、パワーコンディショナーの表示画面や機器本体のランプなどで確認できます。電圧抑制が頻繁に発生する場合は、まずはパワーコンディショナーなど正しく周辺の機器が動作しているかどうか確認した上で、電線や建物を含めて環境を調査して対策を行ってみてください。

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